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お風呂好きの日本人が使う水の量は、水が貴重な国の人から見れば驚くばかりだとか。
なるほど、資源が少ないといわれる日本でも、水だけは不自由せずに存在する、有り難い天然資源ですね。
しかし、その水も自治体の水道局によっては財政改善のため値上げ傾向にあるようで、給料が上がらず物価だけが上がる昨今、月々の家計への負担は意外と大きくなりつつあります。
そこで、大量の水を使うお風呂についてひと工夫。
ペットボトルなど数リットルほどの容量があり、なおかつ密閉できる容器に、水を入れて封をしておきます。
お風呂の水張りに際して、それを湯船に沈め、いつもの水位まで水をためれば、容器の容量分だけ水の使用量が減ります。
2リットル容器であれば、2から3本は邪魔にならず入浴が可能です。
ザブーンと入る時の、湯船から水があふれる様子を見るのが楽しみ、という人でも、この方法なら水の節約ができます。
水量が少なくなるということは、その分、湯沸しの燃料費も減るということであり、電気や灯油の費用も同時に節約できるわけで、一石二鳥のスグレモノ。
注意点としては、容器内の水や空気は、温度の変化で膨張するので、余裕をもった量にしておくこと。
容器に入れる水量は浮いてこない程度の重さで十分です。
また、密閉しているとはいえ、お風呂の中は雑菌だらけ。容器内に侵入しないとは限らないので、その水は決して口にしてはいけません。
初期投資は容器と中に入れる水の費用だけ。エコなこの技、どうぞ、お試しあれ。