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森林浴と言う言葉を聞いたことがありますか?
森林浴とは実は30年以上も昔に林野庁によって作られた言葉です。
当時、林野庁が日本にある森林を健康や保養のために役立てようと取り組んでいた時に、「森林浴」と言うキャッチコピーができたのです。
この森林浴と言う言葉が初めて世に広まった当時、その効果については、経験的もしくは感覚的に、健康に良いだろうと思われていました。
しかし、現在では、様々な研究により森林浴の健康効果は科学的にも証明されています。
森に入ると、独特な香りや、日常生活では感じることのない爽やかな空気を感じますよね。
実はこれ、フィトンチッドと呼ばれる成分によるものなのです。
フィトンチッドは森の中にある木々が発散する揮発背物質のことで、空気中の菌類を殺したり、消臭作用があります。
そして、このフィトンチッドはヒトに対しては、自律神経を調節して、リラックスさせる効果があります。
また、森林浴による健康効果はマイナスイオンによるところも多いのです。
マイナスイオンは近年とても話題になっていて、様々な関連製品が発売されているので、ご存知の方も多いと思います。
実は、都会に比べて、森の中はこのマイナスイオンで満ち溢れているのです。
フィトンチッド同様、マイナスイオンにも高いリラックス効果があるので、ストレスを軽減することができます。
マイナスイオンは滝や噴水などの水しぶきがある場所に多く発生するので、自分だけのマイナスイオンスポットを見つけてみませんか。